『魔女の』フェイダ
フェイダは心の疵がすべて抉れているため、発狂。
『魔女の』フェイダ
ウィル・ホーソンは仕込みを所有しています。何を調達しますか?
ウィル・ホーソン
とうみつ・日刻みの時計を入手します。
[ ウィル・ホーソン ] とうみつ : 0 → 1
[ ウィル・ホーソン ] 日刻みの時計 : 0 → 1
『魔女の』フェイダ
それでは行動順の決定に入ります。何か使用する小道具はありますか?
『魔女の』フェイダ
それでは、各自ダイスロールを。
ウィル・ホーソン
1d6+2
(1D6+2) > 4[4]+2 > 6
ミュール
1d6+2
(1D6+2) > 4[4]+2 > 6
『魔女の』フェイダ
ウィル・ホーソンとミュールで1d6+2を振り直してください。
ウィル・ホーソン
1d6+2
(1D6+2) > 1[1]+2 > 3
ミュール
1d6+2
(1D6+2) > 5[5]+2 > 7
『魔女の』フェイダ
ミュール>ウィル・ホーソン>フェイダですね。
『魔女の』フェイダ
*c5 hQ sK hA Joker
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド1 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
*闇雲 D7 対象は娼婦の亡霊 -3で判定
ウィル・ホーソン
2d6+4-3+1=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4-3+1>=7) > 8[5,3]+4-3+1 > 10 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4+3+3 ダメージ
(1D6+4+3+3) > 3[3]+4+3+3 > 13
『魔女の』フェイダ
武具!で1点軽減されますが、ダメですね
[ 娼婦の亡霊 ] HP : 12 → 0
ウィル・ホーソン
闇雲に歩いてきた、これまでの旅路。
娼婦の亡霊
娼婦の亡霊は、先ほどウィル・ホーソンに殺されたときの姿のまま、立っている。
ミュール
「ウィル、あなたに殺されるのなら構わないわ」
ウィル・ホーソン
「何かに辿り着くなんて、思いもしなかった」
ミュール
「あれは亡霊。あなたを置いていくことでしか、進ませることが出来なかったかつての私」
ミュール
足下から幻のような、温度のない光が上がる。
ウィル・ホーソン
そのたびに肉片が、黒く焦げた欠片が舞う。
ウィル・ホーソン
血も煮えたぎり、ただ錆びた煙だけ残る。
娼婦の亡霊
苦痛に喘ぐ。血が泡になって口から溢れる」
ウィル・ホーソン
「これまでの全ての、殺めてきた者たちを」
娼婦の亡霊
亡霊は霧となり、そして透明に解けていく。
ウィル・ホーソン
綺麗事が現実になってしまった時。
ウィル・ホーソン
もう、意味を見い出していくしかない。
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド1 『魔女の』フェイダ
『魔女の』フェイダ
「では、この攻撃を凌げるかしら」
『魔女の』フェイダ
*hA 救済 ウィル・ホーソン
『魔女の』フェイダ
4d6+2
(4D6+2) > 16[3,5,5,3]+2 > 18
『魔女の』フェイダ
*c5 狂愛 ウィル・ホーソン
『魔女の』フェイダ
看破が乗るので、豪華な衣装もあり、これで19点になりますね。
『魔女の』フェイダ
賑やかな街の姿。活気があり、末裔達が行き交う。
『魔女の』フェイダ
「夢の時間は、現実の時間より早くも、遅くもできる」
『魔女の』フェイダ
「穏やかに過ごせる、1年を与えましょう」
『魔女の』フェイダ
「救世主の責務もなく、亡者も蔓延らず、飢えに困ることのない、穏やかな1年間」
ウィル・ホーソン
2d6+1+1=>7 判定(+愛)
(2D6+1+1>=7) > 5[1,4]+1+1 > 7 > 成功
『魔女の』フェイダ
更に1点軽減し、18点ですね。
[ ウィル・ホーソン ] HP : 20 → 2
ウィル・ホーソン
「救世主の責務もなく、亡者も蔓延らず、飢えに困ることのない、穏やかな1年間」
『魔女の』フェイダ
魔女の提言は真実であると、”解る”。
ウィル・ホーソン
「魔女。お前の嘘は、とても優しい幻だった」
『魔女の』フェイダ
穏やかな死、fade outへと向かう救済が、ウィル・ホーソンの心を奪う。
ウィル・ホーソン
「しかし、僕達は…ミュールさんは、それを真実と認める事ができない」
ウィル・ホーソン
「だからこそ、ここまで辿り着いたのだろう。疵付く事こそが真実、地獄の炎に身を焦がすことだけが信じられるものだと」
ウィル・ホーソン
「それは魔女。お前もとうに理解している筈だ」
ウィル・ホーソン
「僕も、お前を優しく殺す気は無いよ」
ウィル・ホーソン
「出来るだけ苦しませて、あの世に送ってやろう」
『魔女の』フェイダ
「甘い言葉での誘惑は、魔女の常套手段でしょう?」
『魔女の』フェイダ
*hQ 回復→フェイダ、ウィル・ホーソン
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 3[2,1]+4 > 7 > 成功
『魔女の』フェイダ
1D6+4+2 回復
(1D6+4+2) > 5[5]+4+2 > 11
『魔女の』フェイダ
フェイダに4点、ウィル・ホーソンに7点を割り振る。
『魔女の』フェイダ
*Joker 狂愛→ウィル・ホーソン
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 10 → 14
『魔女の』フェイダ
このままだと6点ダメージですね。
『魔女の』フェイダ
「それでも、愛する人が傷つかずに済む」
ミュール
2d6+3=>7 判定(+愛)
(2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
[ ウィル・ホーソン ] HP : 2 → 8
[ ウィル・ホーソン ] HP : 8 → 2
『魔女の』フェイダ
「素敵な愛ね。嫉妬してしまうわ」
『魔女の』フェイダ
「では、穏やかな終わりを拒むのならば、」
ウィル・ホーソン
己からはじまる、蝕む熱に身を灼かれながら。
『魔女の』フェイダ
「現実を、ご覧に入れて差し上げましょう」
ウィル・ホーソン
貴女の炎でもって、そこに立ち続ける。
騎士の幻影
2d6+3=>7 判定(+脅威度)
(2D6+3>=7) > 9[3,6]+3 > 12 > 成功
騎士の幻影
C(5+2+2) ダメージ
c(5+2+2) > 9
[ ウィル・ホーソン ] HP : 2 → 0
騎士の幻影
*ウィル・ホーソンのHP0! 判決表!
ウィル・ホーソン
2d6+3-0-1 判決表
(2D6+3-0-1) > 8[6,2]+3-0-1 > 10
騎士の幻影
*9~11:HPを1点回復して立ち上がる。
[ ウィル・ホーソン ] HP : 0 → 1
[ ウィル・ホーソン ] 前科 : 0 → 1
騎士の幻影
鋭い槍がウィル・ホーソンの身体を貫く。
ウィル・ホーソン
自分がそうした時の手応えが、手の中に蘇る。
ウィル・ホーソン
脂汗が吹き出すのも構わずに、乱暴に引き抜く。
ミュール
レイピアを持つ代わりに取り落とした彼を守る盾。
ミュール
この炎は、もう何かを守ることは出来ない。
ウィル・ホーソン
「もう、どうやら、過去を懐かしむ理由は何処にも無いらしい」
ウィル・ホーソン
「お前のどうしようもない使命とやらも、もうここ迄だよ」
ウィル・ホーソン
*D2 C7 S10 Hj Da
『魔女の』フェイダ
*dQ cQ sQ cK dK
ミュール
*d4 密着+sA 救済をウィルホーソンに
ミュール
3d6+1+3 救済
(3D6+1+3) > 15[5,6,4]+1+3 > 19
[ ウィル・ホーソン ] HP : 1 → 18
[ ウィル・ホーソン ] HP : 18 → 21
[ ウィル・ホーソン ] HP : 21 → 20
ミュール
2d6+3=>7 判定(+愛)
(2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
[ 騎士の幻影 ] HP : 20 → 18
[ ウィル・ホーソン ] HP : 20 → 21
ミュール
傷付いた体を撫でれば──炎が指先に添って彼に移る。
ウィル・ホーソン
貴女が望む事は、何でも叶えてやりたい。
ウィル・ホーソン
「この身体、この心、全て貴女のもの」
ミュール
「私の体は指先まで、あなたのためにある」
ウィル・ホーソン
「貴女に全て捧げました。もうずっと昔に」
ウィル・ホーソン
「僕の全ては貴女のもの。貴女の全ては、僕のものです」
ミュール
──今まで。
そして今、これからを望んでここにいる。
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド2 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
2d6+4-3+1=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4-3+1>=7) > 10[6,4]+4-3+1 > 12 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4+3+3 ダメージ
(1D6+4+3+3) > 6[6]+4+3+3 > 16
[ 騎士の幻影 ] HP : 18 → 3
ウィル・ホーソン
獣染みた俊足。鉄の踵が霧を巻き上げる。
ウィル・ホーソン
僕が殺してきたのは、異端ではない。魔女ではない。
騎士の幻影
踏み込むウィルに対応して槍を突くが、それは浅く肩を裂くのみ。
騎士の幻影
深く懐に入りこまれれば、槍はそこから追いつかない。
ウィル・ホーソン
「死になさい、ウィル・ホーソン」
ウィル・ホーソン
「お前の築いた死体の山に、体を横たえるのです」
騎士の幻影
「ここで俺を殺しても、何も清算されはしない」
ウィル・ホーソン
「清算など、しに来た訳じゃないさ」
ウィル・ホーソン
「ただ、果ても無く、歩き続けるだけ……」
ウィル・ホーソン
「ほざいていろ。ウィル・ホーソン」
『魔女の』フェイダ
幻影を霧へとほつれさせ、止めの一撃を凌ぐ。
ウィル・ホーソン
「そいつを恋人にするのは、趣味が悪いと思うけど」
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド2 『魔女の』フェイダ
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 11[6,5]+4 > 15 > 成功
『魔女の』フェイダ
1D6+4+2 回復
(1D6+4+2) > 5[5]+4+2 > 11
[ 騎士の幻影 ] HP : 3 → 14
『魔女の』フェイダ
再び幻影を構築すれば、深手はいくらか癒されている。
『魔女の』フェイダ
「これはただの刃、傷つけるだけのもの」
ミュール
「幻影とはいえ……気分が良いものではないわ」
ウィル・ホーソン
「おや。随分熱を上げてくださるんですね」
ミュール
「こんな体になってまで、死に逆らってまで」
ウィル・ホーソン
「ええ。ええ。そうでしょうとも」
騎士の幻影
C(5+2+2) ダメージ
c(5+2+2) > 9
ウィル・ホーソン
2d6+1+1=>7 判定(+愛)
(2D6+1+1>=7) > 5[3,2]+1+1 > 7 > 成功
[ ウィル・ホーソン ] HP : 21 → 14
ウィル・ホーソン
2d6+4+1=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4+1>=7) > 8[2,6]+4+1 > 13 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4 ダメージ
(1D6+4) > 4[4]+4 > 8
[ 騎士の幻影 ] HP : 14 → 6
[ 騎士の幻影 ] HP : 6 → 7
騎士の幻影
ウィル・ホーソンへ向けていた槍を翻し、ミュールへと放つ。
ミュール
「あなたでないことが分かっていて……殺されるのはいや」
騎士の幻影
ウィル・ホーソンの脇腹へ滑り込ませて、穿つ。
ウィル・ホーソン
「ミュールさんがお望みの通りに」
ウィル・ホーソン
「貴女はなんて、我儘な女なんだろうね」
『魔女の』フェイダ
*h4 h5 d10 cQ sQ
ウィル・ホーソン
*S2 H10 D8 Hk Ca
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド3 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
2d6+4=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4>=7) > 6[4,2]+4 > 10 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4+2+3 ダメージ
(1D6+4+2+3) > 6[6]+4+2+3 > 15
『魔女の』フェイダ
救護で4点回復しても追いつかないですね。
[ 騎士の幻影 ] HP : 7 → 0
[ ウィル・ホーソン ] HP : 14 → 20
ウィル・ホーソン
魔女の手すら及ばないほど、早く鋭く。
騎士の幻影
懐に踏み込まれ、その返答に返答を返すことも間に合わない。
騎士の幻影
確かな手応えをもって、幻影の鎧が砕かれる。
ウィル・ホーソン
先程貫かれた腹と、同じ場所を貫く。
ウィル・ホーソン
「楽になる為に、ここまで歩いてきた訳じゃない」
騎士の幻影
血のかわりに白い霧をこぼして、それは霧散する。
騎士の幻影
血もなく、涙もなく、言葉もなく消える。
『魔女の』フェイダ
「いよいよ私ひとりというわけね」
ウィル・ホーソン
「お気持ちを聞いた方がよろしいかな」
『魔女の』フェイダ
「結構よ。何を言っても、魔女と断ずるのが審問官」
ウィル・ホーソン
「もう、その名前で呼ばれるのも久しいよ」
『魔女の』フェイダ
「他の女には興味もないでしょうからね」
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド3 『魔女の』フェイダ
『魔女の』フェイダ
*cQ 回復 ウィル・ホーソン
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 6[4,2]+4 > 10 > 成功
『魔女の』フェイダ
1D6+4+2 回復
(1D6+4+2) > 3[3]+4+2 > 9
『魔女の』フェイダ
*h5 狂愛 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
2d6+1+1=>7 判定(+愛)
(2D6+1+1>=7) > 8[5,3]+1+1 > 10 > 成功
[ ウィル・ホーソン ] HP : 20 → 12
[ ウィル・ホーソン ] HP : 12 → 11
『魔女の』フェイダ
「想い出は、記憶は、癒しにも凶器にもなる」
『魔女の』フェイダ
指をウィル・ホーソンへ差し向けると、
『魔女の』フェイダ
その腹に、いつの間にか黄金の槍が突き立てられている。
『魔女の』フェイダ
「お茶会も、裁判も、つまるところは殺し合い」
『魔女の』フェイダ
「よく言われるのよ、優しいって」
『魔女の』フェイダ
「それもまた、凶器でしかないのにね」
『魔女の』フェイダ
「人は死ぬべき時を間違えるものね……」
『魔女の』フェイダ
「幻を打ち倒して、いい気にならないことね」
ミュール
「人として死んでしまった方が、きっと綺麗なままいられた」
『魔女の』フェイダ
「物語のようには美しくいかないもの」
『魔女の』フェイダ
「ここからの生を、奪い取りなさいな」
『魔女の』フェイダ
「できるものならね、お嬢さん」
『魔女の』フェイダ
「あなたの言葉で初めて頷ける言葉を聞いたわ」
ウィル・ホーソン
槍を抜き捨てて、苦痛のなかで笑みを浮かべる。
『魔女の』フェイダ
「あら、その手で? でもあなたもただではすまないわ」
ミュール
「では、その手を後で切り落とせば清算ということ。危害が及ぶ前にね」
『魔女の』フェイダ
「魔女の握手は死の握手。呪いが移るのよ」
『魔女の』フェイダ
*h2 c3 h8 d10 sQ
ウィル・ホーソン
*H3 D5 S9 C10 D8
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド4 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
2d6+4-4+1=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4-4+1>=7) > 8[5,3]+4-4+1 > 9 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4+4+3 ダメージ
(1D6+4+4+3) > 2[2]+4+4+3 > 13
『魔女の』フェイダ
もろもろやって13点ダメージですね。
ミュール
2d6+3=>7 判定(+愛)
(2D6+3>=7) > 7[2,5]+3 > 10 > 成功
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 14 → 11
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 11 → 0
『魔女の』フェイダ
*『魔女の』フェイダのHP0! 判決表!
『魔女の』フェイダ
2d6+3-0 判決表
(2D6+3-0) > 3[2,1]+3-0 > 6
『魔女の』フェイダ
*6~8:ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
『魔女の』フェイダ
Choice[猟奇,才覚,愛]
(choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 7[3,4]+4 > 11 > 成功
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 0 → 1
[ 『魔女の』フェイダ ] 前科 : 0 → 1
ウィル・ホーソン
「道中、末裔が随分、お前の事を褒めそやしていたよ」
ウィル・ホーソン
「幸せにしてくれるだとか、何だとか」
『魔女の』フェイダ
「噂話を広めて、私の力を求めてやってくる救世主を狩るための」
『魔女の』フェイダ
「あなたも、あなたも、それでやってきたんじゃなくて?」
ウィル・ホーソン
「もし、そんな力があるなら…僕は、生きていけないだろう、とね」
ウィル・ホーソン
それなのに、審問官だと。笑わせる。
ウィル・ホーソン
野良犬が肉を噛みちぎるような、獰猛な一撃。
『魔女の』フェイダ
防ぐ手立てもなく、その攻撃を受ける。
ミュール
これはおそらく、自分の手すらも焦がすだろう。
ウィル・ホーソン
砂糖とケーキと、人の焦げるにおい。
『魔女の』フェイダ
この世界に正しきものなどない。
ミュール
クリームが溶け落ちて、焦げ付いた指先は瞬く間に白さを取り戻す。
『魔女の』フェイダ
だからその炎は、すべてを灼くだろう。
『魔女の』フェイダ
黒々とした喪服は燃えても黒い。燃えつけたものだけが灰と散り、霧のなかに解けるように消えていく。
『魔女の』フェイダ
よろめき、しかし踏みとどまる。
『魔女の』フェイダ
「それでも、お綺麗なよりはよいでしょう?」
ウィル・ホーソン
「お前の言葉に、初めて頷けそうだよ」
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド4 『魔女の』フェイダ
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 10[4,6]+4 > 14 > 成功
『魔女の』フェイダ
1D6+4+2 回復
(1D6+4+2) > 2[2]+4+2 > 8
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 1 → 9
『魔女の』フェイダ
しばらくの沈黙ののちに、身体の傷が塞がっていく。
『魔女の』フェイダ
「人には信じられるものが必要よ」
『魔女の』フェイダ
「なにかこれは価値があるものだと思えるもの」
『魔女の』フェイダ
「この堕落の国という過酷な世界では尚更」
『魔女の』フェイダ
「いつだって在りし日の想い出は光輝いていて、私を支えてくれる」
『魔女の』フェイダ
「だから私は目を覆っているのよ」
『魔女の』フェイダ
「新しいものを目にするから色褪せる」
ウィル・ホーソン
「そうやって、正しさの中に殉じれば良い」
『魔女の』フェイダ
「そうでしょう? 救世主様?」
『魔女の』フェイダ
*h2 d3 c5 c7 c10
ミュール
2d6+3=>7 判定(+愛)
(2D6+3>=7) > 2[1,1]+3 > 5 > 失敗
『魔女の』フェイダ
*ファンブル! 即座にファンブル表1D6を適用します。
『魔女の』フェイダ
*4:気分が悪くなってきた。3ラウンドの間、ランダムな不調を受ける。
『魔女の』フェイダ
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]
(choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《封印》
[ ミュール ] 封印 : 0 → 3
『魔女の』フェイダ
「あなたはずいぶん、あの子のことに傷ついていたみたいね」
『魔女の』フェイダ
しかし、魔女に刃は届いていない。
『魔女の』フェイダ
あなたが貫いたのは、ナオの亡骸だ。
ミュール
足下のうさぎは、とっくに動かなくなっている。
『魔女の』フェイダ
「忘れられない想い出ってあるものね」
『魔女の』フェイダ
「忘れたときにはもう、忘れたことすら忘れてしまうもの」
ウィル・ホーソン
「でも、貴女が誰かに甘えて、甘えられずにいた。その結果が、貴女を此処まで連れて来たんです」
ウィル・ホーソン
「貴女を甘やかしたかった。リボンを与え、指輪を与え、靴を与えて」
ウィル・ホーソン
「全ての苦痛から遠ざけていたかった」
『魔女の』フェイダ
「ふ……恋人にかまけて、攻め手が止まっていてよ」
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド5 ウィル・ホーソン
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド5 『魔女』のフェイダ
『魔女の』フェイダ
「ふ……狭すぎるわね、ここは」
『魔女の』フェイダ
*d3 h2 c5 c10 破棄
『魔女の』フェイダ
*c3 s4 s5 c7 h8
ミュール
2d6+3=>7 判定(+愛)
(2D6+3>=7) > 4[3,1]+3 > 7 > 成功
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 11[6,5]+4 > 15 > 成功
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 9 → 13
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 13 → 10
[ ミュール ] 封印 : 3 → 2
[ ウィル・ホーソン ] HP : 11 → 18
[ ウィル・ホーソン ] HP : 18 → 17
ミュール
彷徨う目が、地面に落ちたレイピアに向く。
ミュール
それを、まるで自分の武器であるかのように掲げた。
『魔女の』フェイダ
その一撃を甘んじて受け入れる。
ミュール
ふわりと、蒼い炎が──傍らのウィルホーソンにも移っていく。
『魔女の』フェイダ
鮮血を飛び散らせながら、笑う。
『魔女の』フェイダ
「恋人を傍らにしてするものじゃないわ」
『魔女の』フェイダ
「その人形は、あなたの心の疵」
『魔女の』フェイダ
「自分で自分を慰めているに過ぎないわ」
ミュール
「ここで死んだら……あなたのことさえ、無駄になる」
ウィル・ホーソン
「自己憐憫の人形劇でしかなくとも、好きなだけするといいよ」
ミュール
「惨めでも、足を進めるきっかけになるなら」
ウィル・ホーソン
「なんて素敵なお嬢さんなんだろうね」
ウィル・ホーソン
「狡く、卑劣で、愛らしく、どこまでも浮足立ちたいと願いながら、地に足を着けて歩いて行く」
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド6 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
2d6+4-2+1=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4-2+1>=7) > 5[1,4]+4-2+1 > 8 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4+2+3 ダメージ
(1D6+4+2+3) > 1[1]+4+2+3 > 10
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 10 → 0
『魔女の』フェイダ
*『魔女の』フェイダのHP0! 判決表!
『魔女の』フェイダ
2d6+3-1 判決表
(2D6+3-1) > 8[3,5]+3-1 > 10
『魔女の』フェイダ
*9~11:HPを1点回復して立ち上がる。
[ 『魔女の』フェイダ ] 前科 : 1 → 2
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 0 → 1
ミュール
「あなたは先程自己憐憫の人形劇だと仰っていたけど」
ミュール
「あなたがやっていることも、似たようなものだわ」
ミュール
「舞台上のお人形を動かして……趣味の悪いおままごと」
ミュール
「疵を持てば、そうすることしかできない」
ミュール
「動かすのがこの指先でも、意思を感じたい」
ミュール
「それが、何かを失うということ。
失った空白を、埋めようとすること」
『魔女の』フェイダ
「誰かを失うということの最も悲しいことは」
『魔女の』フェイダ
「その喪失を共有したいその人こそが、そこにいないということね」
ミュール
うさぎは一仕事終えたとばかり、ポテンと座る。
ウィル・ホーソン
「誰かを失うということの最も悲しいこと」
ウィル・ホーソン
「もう、そこから先の、何に辿り着こうとも、それは自己満足に過ぎない」
ウィル・ホーソン
「お前が築いた死体の山に、その身を横たえるしか無い」
『魔女の』フェイダ
「私がこの目隠しを解いて、白い服を着る日がくるかしら」
ウィル・ホーソン
「お前に着せるドレスなど無いよ」
ウィル・ホーソン
身を焦がす炎が、魔女をも焦がす。
ウィル・ホーソン
黙って死んでいくこともできない。
『魔女の』フェイダ
しかしどれだけ燃えても、それが赤く染まったりはしない。
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド6 『魔女の』フェイダ
『魔女の』フェイダ
*c4 c7 s10 hQ hA
[ ミュール ] 封印 : 2 → 1
ミュール
2d6+3=>7 判定(+愛)
(2D6+3>=7) > 10[5,5]+3 > 13 > 成功
『魔女の』フェイダ
2d6+4=>7 判定(+愛)
(2D6+4>=7) > 11[5,6]+4 > 15 > 成功
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 1 → 2
ミュール
*吸精の回復をフェイダに、h6の狂愛で割込
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 2 → 0
『魔女の』フェイダ
*『魔女の』フェイダのHP0! 判決表!
『魔女の』フェイダ
2d6+3-2 判決表
(2D6+3-2) > 7[4,3]+3-2 > 8
『魔女の』フェイダ
*6~8:ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
『魔女の』フェイダ
Choice[猟奇,才覚,愛]
(choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
『魔女の』フェイダ
2d6+1=>7 判定(+猟奇)
(2D6+1>=7) > 7[2,5]+1 > 8 > 成功
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 0 → 1
[ 『魔女の』フェイダ ] 前科 : 2 → 3
ミュール
「もう何を語ろうとも……私たちとあなた、どちらかが死ぬしかない」
『魔女の』フェイダ
「私が大切な人を失ったのは、何のとりとめもないただの事故」
『魔女の』フェイダ
「私が18のころで、あの人は20だったかしら」
『魔女の』フェイダ
「私は地方の零落した貴族の娘で、あの人は旅商人だった」
『魔女の』フェイダ
「代わり映えのない暮らし。そこにあの人は、世界を教えてくれたわ」
『魔女の』フェイダ
「こうして言葉にすると、ありふれたことしか言えないわね」
『魔女の』フェイダ
「これでいいかしら、お嬢さん」
ミュール
「“よくあること”で片付けられてしまう」
ミュール
「いくら、私たちが暗い部屋で枕を湿らせて」
ミュール
「“恋しい”というきもちは、喪って辛い気持ちはどうしようもないのに」
ミュール
「あなたは、誰よりも……その気持ちが分かる」
ウィル・ホーソン
“よくあること“を、大事に大事に抱えて狂っていく。
『魔女の』フェイダ
「もう一度、一言でもかわせたら」
『魔女の』フェイダ
「伝えそびれた言葉がたくさんある」
『魔女の』フェイダ
「何を見ても、聞いても、その感動を伝えたい相手はもういない」
『魔女の』フェイダ
彼女の言葉によって呼び覚まされる喪失の追憶が、フェイダの心を傷つける。
『魔女の』フェイダ
炎もなく燃えていて、刃もなく引き裂かれる。
『魔女の』フェイダ
前科3。終わりが近いことをわかっている。
『魔女の』フェイダ
10年。もう10年になるのか。
『魔女の』フェイダ
過ごした日々よりも、遥かに長い時間が過ぎた。
『魔女の』フェイダ
塞ぎ込み、喪に服し続けることで、魔女だと怪しまれた。
『魔女の』フェイダ
「……だから、私はコインを集めて、本当に蘇らせる力を得る」
『魔女の』フェイダ
「私にとって、過去と未来は同じ」
『魔女の』フェイダ
「あなたたちを殺すわ。かわいい恋人さんたち」
『魔女の』フェイダ
*裁判 ラウンド7 ウィル・ホーソン
ウィル・ホーソン
2d6+4+4=>7 判定(+猟奇)
(2D6+4+4>=7) > 6[2,4]+4+4 > 14 > 成功
ウィル・ホーソン
1d6+4 ダメージ
(1D6+4) > 1[1]+4 > 5
[ 『魔女の』フェイダ ] HP : 1 → 0
『魔女の』フェイダ
*『魔女の』フェイダのHP0! 判決表!
『魔女の』フェイダ
2d6+3-3 判決表
(2D6+3-3) > 4[2,2]+3-3 > 4
ウィル・ホーソン
「ミュールさんを殺したあの日から、僕は過去を生き続けてきた」
ウィル・ホーソン
「異端審問の騎士、ウィル・ホーソンは、あの日死んだ」
ウィル・ホーソン
「しかし、その後に過ごし続けた日々もまた、つい先程、死んだのだ」
ウィル・ホーソン
「信じ続ける事で手に入れる未来もある。そう言って、綺麗な言葉で飾り立てる事もできるでしょう」
ウィル・ホーソン
いつか過ごした30日。これから過ごす30日。
『魔女の』フェイダ
二人が森に入ってきたとき、驚いた。
『魔女の』フェイダ
互いに互いの幻を見ている。そんなことはこれまでなかったものだから。
『魔女の』フェイダ
それは全くの偶然で、『再会を叶える魔女の力』なんかじゃない。
『魔女の』フェイダ
けれども人が出会うのは、結局のところ、偶然。
『魔女の』フェイダ
生きているだけで、色々な偶然と出くわす。
ウィル・ホーソン
「何かを、その一つをただ真実として、神として、唯一として」
『魔女の』フェイダ
無数の数え切れない偶然から、特別に光る偶然を見つけて、それを運命と呼ぶ。
ウィル・ホーソン
「意味のないこととしていた全てが、意味になってしまった」
ウィル・ホーソン
「救いの無い物語としていた物語が、御伽話になってしまった」
『魔女の』フェイダ
「幻影を与えて再会を果させる嘘が、本当になってしまった」
ウィル・ホーソン
「こんなにくだらない、そして、」
ウィル・ホーソン
「これ以上の意味がある事も無い」
ウィル・ホーソン
「僕は見てくれこそこうだけれど、女が喜ぶような気休めは、何ひとつとして言えそうにない」
『魔女の』フェイダ
「本当に。賢い女なら、すぐに離れていくわね」
ウィル・ホーソン
「お前は、僕達の運命ではないよ」
ミュール
「偶然を味方につけ、奇跡を手にして得た真実」
ウィル・ホーソン
「僕達の築き上げた有象無象の一つとなって、ここで死ね」
『魔女の』フェイダ
「さようなら、かわいい恋人たち」
ウィル・ホーソン
力を籠めて、鳥でも締めるように。
ミュール
「あなたはきっと、魔女なんかではなかった」
『魔女の』フェイダ
首の骨が折れる音。気道が塞がれ、声も音にならない。浮いた足が宙を掻く、無様な末路。
ウィル・ホーソン
もう二度と囀ることのないように。
『魔女の』フェイダ
そして灼熱の手から熱が移り、一切が灰になる。
ミュール
「──分り合えたかもしれない、私と似たさみしいひと」
ウィル・ホーソン
手を離す。ぼとりと、死体が落ちて。
『魔女の』フェイダ
灰は、荒野の中に霧のように舞って、風と散る。
ウィル・ホーソン
もしも、なんてもう考えられない。
ウィル・ホーソン
貴女と再び、手を取り合う日が来る事を。
GM
ちゃらり、と軽い音を立てるのは6ペンスコインが数枚。
GM
数え上げられ、他のコインと一緒くたにすれば、どれがどれだかわからないもの。
ウィル・ホーソン
王子でもない。騎士でもない。死者でもない。
うーちゃん
でも本当は、連れてきたのはおれじゃないんだよ。
ミュール
「カンテラは割れて、旗は折れてしまった」
ウィル・ホーソン
「それに……めでたしめでたし、も無いんだよ」
ウィル・ホーソン
「それでも僕と踊ってくれますか」
ウィル・ホーソン
その願いが、再び引き裂かれる時が来たとしても。
ミュール
その願いが、再び引き裂かれる時が来たとしても。